「ピラティスはカラダにいいですか?」
私たちは皆その質問に自信を持って「Yes」といえます!
あなたが好きなのは現代のピラティス?クラシカルなピラティス?
違いはなんでしょう。簡単に言えば、現代のピラティスはジョセフ・ピラティス氏の考案したエクササイズに基づいて現代人にあうように洗練され改良されたものです。クラシカルピラティスとは、ジョセフ・ピラティス氏が100年前に行ったのと同じような機器で、同じエクササイズを同じ順番で行います。
クラシカルの注目すべきは単純さです。簡単という意味ではなく、むしろシンプルで難しい・・・ただ順番に行うだけではありません。その中のリズムと流れがあり、心と身体のハーモニーあるのです。
ジョセフ・ピラティス氏が教えている映像をYoutubeで見たことがありますか?彼自身が動き、クライアントを指導しています。
ジョセフ・ピラティス氏と長年一緒に働いていたロマーナ・クリザノフスカは、「ピラティスは体の天才でした」と言っていました。彼は独自の方法を作るために、ヨガ、アクロバット、武道などのさまざまな分野から学び取り入れました。彼のエクササイズはマットで行っていましたが、マットのエクササイズはとてもに難しいため、スプリングとストラップを使用して身体を強化するための装置を発明しました。それがリフォーマー、キャデラック、バレル、チェアなどです。
クラシカルピラティスでは、決まったエクササイズの順番があり、全身を体系的に動かします。これにより、次に行うエクササイズを考えることではなく、目の前のカラダに集中できます。
リフォーマーでは、脚と足を温めるためのフットワークから始めます。次に「ハンドレッド」で、腕を上下に動かして心拍数を上げます。そして足にストラップを付けてレッグサークルを行うか、ショートスパインマッサージで足を頭上に持ち上げて、背中と足をコーディネーションしながら伸ばし活性化させます。
トランジション(エクササイズとエクササイズの繋ぎの動き)はエクササイズの一部になり、エネルギーと流れが増していきます。ジョセフ・ピラティス氏は、彼のワークアウトを1つの連続したダンスにし、ある動きから次の動きへとスムーズに繋げることで「1時間でワークし、シャワーを浴びる!」ことを望んでいました。リフォーマーのシンプルなデザインがそれを助けます。
当時のリフォーマーの設定の選択肢は多くありません。ストラップにはハンドルと足用のループがあります。それだけです。4つの同じ重さのスプリングがあり、フットバーの設定は1つしかありません。このデザインによりスプリングを減らしたり追加することで、すばやく抵抗を調整し、ヘッドレストとフットバーを片手で上下に動かせるのでワークし続けることができるのです、
彼の本の中で有名な言葉があります。
体力が幸福の必須条件である
もちろんピラティスはリハビリや治療の目的で使用できますが、彼は自分の方法でトレーニングをしていました。彼は、「指示どおり、順番通りに行う彼のエクササイズ」で、人々がバランスよくに発達した筋肉、強くて健康な体を手に入れることを望んでいました。
ジョセフ・ピラテス氏が100年前にレイアウトしたものにはエネルギー、リズムがあり、オリジナルのエクササイズにはパワーがあります。それが現代の人々が今も愛し続けている理由ではないでしょうか。